1、 日　時　平成27年5月23日（土）　　　開場12時30分　開演13時00分
2、 場　所　津山国際ホテル２階「桜華の間」
3、 入場料　お一人1,000円（入場券必要）
4、 お問い合わせ先　三船ヴァン10周年記念演奏会実行委員会 電話　0868-28-1461 小山まで

地域の皆様には、いつも中部ベトナム出身のダンチャイン奏者／三船ヴァンを応援いただき感謝しております。
さて、ヴァンさんは平成18年縁あって津山の地を踏むことになりましたが、光陰矢のごとし本年3月で10年目を迎えることになりました。
津山に来たからには早くなじみたい。皆さんとも仲良くしたい。ベトナムのことも知ってほしい。そんな気持ちで日々を過ごし、機会あるごとに日本の童謡をダンチャインで、また小学校や中学校に招かれてはベトナムを紹介するなど、日本とベトナムの友好親善にも努めています。
私たちは、そんな前向きで頑張り屋のヴァンさんを激励したいと、この度「三船ヴァン10周年記念演奏会を計画いたしました。
つきましては、会員はもとより地域の皆様にも是非お越しいただきたく、謹んでご案内申し上げます。

三船ヴァン十周年記念演奏会300人以上の人が聴き入る！
来津十周年を迎えたベトナムホーチミン出身ダンチャイン奏者・三船ヴァンの記念演奏会が、去る5月23日、津山国際ホテル「桜華の間」で開催されました。
この日は、記念の演奏会とあって津山市内外から300人以上の人が来場され、まずご招待申し上げた宮地昭範津山市長や米井端臣津山国際交流の会長より祝辞をいただいた後、ベトナムベンチェー県タン・クオック・ヴェット青年団長らのメッセージを紹介しました。
開会行事に続き登壇した色鮮やかなブルーのアオザイ姿の三船ヴァン、オープニングとして歌手天童よしみや加藤登紀子も歌うベトナム曲「美しい昔（ジム・シュー）」を日本とベトナム両国の言葉で歌い演奏、会場のムードを盛り上げました。

第１部に移り、小山保枝委員からヴァンさんのプロフィールを紹介し、またベトナムについて少しでも理解を深めてもらおうと池田由美子委員からベトナム語教室を、また山本事務局長からベトナムの情勢を映像により紹介しました。
尾島邦昭委員のトークショーでは、真紅のアオザイに衣替えしたヴァンさんに倉敷外語学院グエン・オアン先生など３人がトーク、客席からは「３人目の後継者をつくる気はないか！」など質問があり、言葉に詰まったり笑ったりの楽しいひと時でした。

第2部では、友情出演として日頃から共に活動している明石和海さん率いるサークル「オカリナ＆コカリナ」、溝口博一さん率いるフラメンコアンサンブル津山のみなさんによる「広い川の岸辺」「街のファルーカ」が、またヴァンさんとコラボし「おぼろ月夜」「ロンドンデリーの歌」「花は咲く」などが演奏されました。
次に、本日のメインイベントに移り、奏者・三船ヴァンが再登壇、ベトナム戦争が終わり南北融合し共に前進しようというベトナム曲「恩情の歌（ホック・ハット・オンティン）」をはじめ日本の童謡「あざみの歌」などを独奏した後、今まで誰も聞いたことがない日本の歌で一番大好きな五輪真弓の「恋人よ」をカラオケで独唱し、その伸びのある歌声に会場からどよめきがあがり割れんばかりの拍手をいただきました。

閉会行事では、来津十周年の記念に竹内佑宜実行委員長（津山市観光協会長）からヴァンさんに記念品が贈られ、また長男淳嗣くん5歳と長女絢子ちゃん１歳からも大好きなお母さんへ花束が、その後も多くのみなさんから花束やぬいぐるみが贈られました。
終わりに、ヴァンさんから一言、「今日があるのも応援してくださった皆様のおかげです。これからもよろしくお願いします」と言葉があり降壇しようとしたとき、客席から突然アンコールがあがり、大きな拍手の中で三度登壇したヴァンさん、折角の機会なので出場者全員で「故郷」を歌うことになりました。
そして、指揮を江見恭彦先生に、ピアノを山本あさ子先生にお願いし、オカリナ＆コカリナ、アンサンブル津山、会場のみなさんも加わり大合唱、余韻が残る中で演奏会の幕が下ろされました。
来場者から、今日は十周年の記念に相応しいイベントだった。ヴァンさんの演奏は勿論、歌唱力の高さも本物だった。アオザイ姿も笑顔も全部素晴らしかった。本当は、もっともっと演奏を聴かせてもらいたかったなどなど意見が出ていました。
ご来場いただいたみなさん有り難うございました。今後ともヴァンさんの活動に対し暖かいご支援をくださいますようお願い申し上げます。