慈 悲 の 心
当山の開創は、今をさかのぼる1150年前、天平10年〔738年〕聖武天皇の勅令によって行基菩薩によってなされました
現在、不動院(本堂・・・本坊山門より南東約1キロ地点)に安置される
ご本尊大聖不動明王は行基菩薩の秀作と伝えられています
往時ほ五院(不動院・中院など)一八坊舎(池の坊・松の坊・上の坊など)の僧堂が立ちならび隆盛をきわめましたが、天正・慶長の丘火により焼失しました
慶長年間、津山城主 森忠正公によって再建され今に至っています
当山のアジサイは、境内地の1部に多く自生していましたが、昭和30年頃より増植させ、現在5千株以上の数となっています
県下随一の規模を誇るこのアジサイ園は、可憐な花々に仏心の大悲を表現する目的で総面積約9千坪(3万平方メートル)に及ぶ大きな「心」と言う字体をえがきつつ一万株を日標に植え続けられています
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