歴史と文化の城下町
津山観光とイベント情報
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春の曲水の宴(衆楽園)

平成27年4月4日(土)午前10時00分〜

春の曲水の宴は津山さくらまつりの一連の事業で、前日、西東三鬼賞の授賞式に出席していただいた受賞者の方に時間があれば参加していただいております。

今回の三鬼賞は和田悟朗先生がご事情により選考を辞退されたため、宗田安正先生、寺井谷子先生と新たに久保純夫先生を選考委員にお迎えし選考をして頂きました。
また、例年通り曲水の俳句の選考もして頂きます。

投句は、選考される先生方の杯を3杯、3人の先生の杯計9杯流します、選考される先生は自分の杯に投句された句を特選1句と佳作10句を選出します(賞品あり)
投句する方は選考する先生の好みに又傾向に合せ、頭をひねり先生の杯に投句します...ここが面白いところです。

津山さくらまつり
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取材映像:こうもと

衆楽園、津山藩二代目藩主、森長継が小堀遠州流の造園師を招いて築庭させた池泉回遊式の大名庭園です、京都の仙洞御所を模したものであります。
森家は途中で絶え、改易によって松平氏(越前松平家)が支配するようになり、同庭園は津山藩のご対面所などとして用いられていました。
その当時の敷地面積は約74,700平方メートル(東西約256m、南北292m)で、現在の3倍近くあったそうです。
衆楽園の命名は明治3年に付けられました、それまでは特に名前は決まっていなかったそうです。
東側には全長210メートルの曲水が設けられています......ここで曲水の宴が開かれます。
南側は、海に見立てられた池が雄大な景観を醸し出しています、その周りに余芳閣、迎賓館、風月軒、清涼軒といった建築が復元されています。
入園無料、駐車場あり(無料)、園内の衆楽茶屋で休息出来ます。

西東三鬼賞
大 賞
青き川祖国に流れ足の裏 淺井 愼平
秀 逸
逝く友が月を曲がると銀河あり 後藤 宏
新涼の柩の底の木目かな 曾根 新五
西高東低原発の風下 古梅 敏彦
嫂のひらひら提げし蛇の衣 松尾 初夏
出雲路へ牛が越えゆく時雨かな 妹尾 茂喜
水中のひとりが性を変えにけり 原 知子
書肆出でて重き鞄や六林男の忌 右手 采遊
沢蟹を怒らせている男かな 杉原 青二
大旦十七文字の大宇宙 伊藤 俊昭
佳作
煩悩のかたちに桃の熟れにけり 横山 冬斗
汽水湖の貝と共寝も八雲の忌 矢地 由紀子
自由律句碑に来ている赤蜻蛉 小出 達夫
アベマリア聴きつつ茗荷採りにけり 西村 節子
薄氷を踏むニッポンを踏む如く 中村 重義
浮いてこい浮いて知らない人ばかり 岡崎 淳子
寒い海遠くにありて三鬼の碑 石村 流翠
月光の潦なり跨ぐなり 小林 誠三郎
自分史は水母翻車魚信天翁 岡本 日出男
棺桶を買ひし友ゐて入れといふ 増田 昌三
ほんたうのうらがは見せて石鹸玉 松丸 春生
いくたびも草矢の的になりにけり 猶原 茂
葉牡丹の渦や妬心を蔵したる 澤本 三乗
落ちるまで音を貯めいる櫟の実 高野 公一
頭の中の螺旋階段鳥渡る 石川 暘子
哀しみの凍ったらしき石拾う 淺井 愼平
海に向く文机十二月八日 伊東 佳世
同じ手で大根を煮て抱擁す 岡本 かずこ
病巣にしづかなる時冬至粥 大木 歌子
故郷はふくしま楢葉鮭帰る 小笠原 和成
父と子や寒さなら此処にもあらむ 安木沢 修風
父の背を割りてトンボとなりゆきぬ 森田 倫子
脈を打つ林檎は蜜を抱きけり 芳賀 登喜子
着膨れて鳥獣戯画に入りにけり 木村 オサム
原爆忌金魚が水に溺れけり 山内 利男
象一頭飛んで来そうな春一番 奥山 雷火
万物は見事に素数西東忌 田村 久美子
天の川渉るに下駄を脱ぎ散らし 土居ノ内 寛子
ひろびろと空気を撃てり猟はじめ 不破 元之昭
東京駅スワンが座る駅長室 片岡 義順
淺井愼平

第22回西東三鬼賞、大賞受賞 淺井愼平さん(あさい しんぺい)
◆ プロフィール
1937年、陶芸の街・愛知県瀬戸市に生まれる。
早稲田大学政治経済学部在学中に映画作家を志してシナリオを書き、撮影所に通っていた。
学園祭のパンフレットのカバーのために写真を撮ったことで、写真の面白さに気づく。
グアム島の日常風景を写した「ストリート・フォトグラフ」「ビートルズ・東京」の写真集で独自の視点が注目され、デビューをはたした。
その後、チャック・ベリーの撮影で東京アートディレクターズクラブ最高賞などを受賞。
写真表現の他に文芸、音楽、映画、工芸など、さまざまな分野でも活躍している。
レコード「サーフ・ブレイク・フロム・ジャマイカ」ではゴールデン・ディスク賞を受賞した。
地球環境問題に強い関心を持ち、主として水辺や歴史的視野からの風景などを撮影し、シンポジウム、テレビジョンにも積極的に参加、時代に新しい風を送っている。