歴史と文化の城下町
第九交響曲 津山交響楽団、津山第九合唱団による第33回演奏会2015
津山第9合唱団 津山第9合唱団 津山第9合唱団 津山第9合唱団
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第九交響曲、津山交響楽団、津山第九合唱団による第33回演奏会
今年で33回を迎えました...津山の第九交響曲の演奏会が開催されました

日   時  平成27年12月6日(日)午後2時開演〜
会   場  津山市文化センター 大ホール
主   催  津山第九をうたう会
共   催  津山文化振興財団、
後   援  全日本「第九を歌う会」連合会、津山市、津山市教育委員会、
        津山市文化連盟、特別協賛 津山朝日新聞社

演奏を前にして、
田中一嘉 本日は、第33回津山第九演奏会にお越しいただき、誠にありがとうございます。
昨年、一昨年に続き、3回目の第九となります。津山第九合唱団、津山交響楽団とのお付き合いも深まり、より一層の音楽的な向上を求め、練習を重ねてまいりました。
何よりも合唱団の方々、オーケストラの一人一人の第九に向き合う真撃な姿に心を打たれ、頭が下がる思いでここまでやってまいりました。
本番、練習を通じて幾度となくこの偉大な作品の前で私たちは文字通り「喜び!Jを分かち合う幸せを持ちましたが、ある時は「壁」に突き当たったこともありました。
そのような時にはいつもこの大作曲家の人間的な温かさを、その一つ一つの音符から感じ取ることが出来、我々の目指す音楽を導いてくれるような気がしました。
ベートーヴェンを演奏するということは、我々にとって極度の緊張を求められます。一音たりともないがしろに出来ないこの作曲家の作品は、全ての音符を自分の音楽として表現したときに初めて、ベートーヴェンの音楽を聴いている人々に伝えることが出来るのだと思います。
本日の演奏会では皆様の心の中にベートーヴェンの思いをお届けすべく、心を込めて一音ー音を演奏したいと思います。
最後になりましたが、練習からここまで支えていただきました多くの方々のお力添えに心から感謝申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください。

− 田 中 一 嘉 −
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◆ 「エグモント」序曲作品84
  ベートーヴェン作曲
  ・指 揮   田中一嘉
  ・コンサートミストレス 小川紀子
  ・管弦楽   津山交響楽団

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曲 目 解 説
「工グモント」序曲作品84 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
「エグモント」はゲーテの同名の戯曲の劇付随音楽として作曲され、1810年にウィーンのブルク劇場で初演された。全10曲のうち現在ではこの序曲だけが単独で頻繁に演奏されている。
「エグモント」とはフランドルの英雄ラモラール・ファン・エフモント(エグモント)伯のことで、伯は祖国独立や民衆の自由のため奔走するも最後には斬首されてしまう。この序曲にはエグモントの強靭な意志や高潔な人格、悲劇的運命、そして英雄の死を乗り越えて自由を勝ち取った民衆の歓喜などが見事に表現されている。
第九交響曲にも見られる「苦悩はやがて喜び、へJというベートーヴェンが追求したテーマを凝縮した名曲である。

◆ 交響曲第9番ニ短調「合唱」付作品125
ベートーヴェン作曲
T Allegro ma non troppo un poco maestoso
U Molto vivace
V Adagio molto e cantabile-Andante moderato
W Finale presto-Allegro assa

指   揮田中一嘉
ソプラノ岡部しのぶ
ア ル ト松本洋子
テノール松本敏雄
バ   ス伊地知宏幸
コンサートミストレス小川紀子
管 弦 楽津山交響楽団
合   唱津山第九合唱団

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第 九 交 響 曲
ベートーヴェンは、9曲の交響曲を残しているが、第9番ニ短調はこの中でも特に優れた作品といわれている。
交響曲の中に声楽を取り入れ、器楽と理想的な結合を成し遂げ、苦悩、喜び、あこがれ、理想といった言葉を超えた感情をはっきりと音にとらえ、人々の心に訴えかけているのである。
詩はシラーの「歓喜に寄す」[Andie Freude]を用い、ベートーヴ、エンは20代のボン時代からこの詩に作曲したいという気持ちを持っていたといわれる。

第 一 楽 章
ばく然とした不安な響きに始まり、やがて主題の断片がひらめくように現れる。
それが激しく高揚して湧き上がってくるこの主題は、他に例を見ないほど巨大でエネルギッシュで、ある。
その後の展開も精力的で大規模である。

第 二 楽 章
極めて大がかりなスケルツォ。鋭いリズムに支えられた楽想が徹底的に発展する。
第一楽章に時々あらわれた「歓喜に寄す」の主題が、ここでは明瞭に主題として中間部に登場する。

第 三 楽 章
物静かな行情に支配された美しい変奏曲。感傷を込めた旋律が優しく流れるが、最後にはこの柔弱さにやりきれない不安がつのってくるかのように激しい高まりを見せ、そのまま終楽章にすべり込む。

第 四 楽 章
3拍子のあわただしい鳴動で始まる。
続いて低弦が何事かを語りかけるかのように、たびたび中断されながらレチタティーヴォを奏する。
過去の3つの楽章の主題が断片的に次々と現れ、そのたびにレチタティーヴォがそれを打ち消してゆく。
歓喜に到達するためには数々の苦悩を乗り越えねばならないのである。
やがていよいよ「歓喜」の主題が始まり次第に盛り上がるが、一瞬、楽章冒頭の鳴動にもみ消される。
この最後の難関を突破してバリトンが高らかに歌い出す。「おお友よ、このような音ではなく、もっと快い、もっと喜びに満ちたものを... . . 」
この歌詞はベートーヴェンが新たに作ったものである。続いて「歓喜jの主題が合唱を加えて歌い出され、さまざまに変奏され、声部の組み合わせをいく度も変えながら反復される。
曲想が一変し3拍子のアンダンテとなると、男声合唱が新しい堂々とした旋律を歌い始める。
「共に抱き合おう、百万の人々よ... . .」
やがて終結部に入ると曲は速度を速め、この「共に抱き合おう」と「歓喜」の主題が同時進行を開始し、対位法的な手法を用いて壮大に展開される。
このクライマックスを経たのち、2回のフェルマータ休止をはさんで、勝ち誇るかのような圧倒的な歓喜のうちに曲は閉じられる。

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津山第九をうたう会  会長 秋山 貴
師走を迎え、何かとご多忙の中、第32回津山第九演奏会においでいただき、まことにありがとうございます。
昨年、第31回目の「津山第九演奏会」を持つことができ、新しい歴史の第一歩を踏みだした気持ちでいました。
今年も第32回目の「津山第九演奏会」を迎えることができ、歴史の重さを感じています。
初代会長江見恭彦氏や後援会会長の松永直樹氏のご努力に加え、津山第九を支えてくださった会員の皆様、地域の皆様のおかげと深く感謝するところでございます。
今年は、津山国際総合音楽祭の開催年にあたり、4月より「ナブッコ」の「黄金の翼に・・」と「椿姫」からの「乾杯の歌」に、市民合唱団として取り組んでまいりました。
お蔭をもちまして、西本智実さん指揮のオープニングコンサートが大成功の裡に終わりました。
第32回目の津山第九演奏会も、そのままの勢いでできればと、引き続き9月から練習に取り組んで参りました。
合唱団員の減少が懸念される中、音楽祭の合唱団の方々がたくさん、そのまま津山第九に参加してくださり、大変心強く思う次第です。また、31回目から指揮者をつとめてくださっている田中一嘉先生に、今年もお願いすることができ、昨年以上の演奏ができるのではないかと期待しているところです。ソリストは、津山第九3年目となる、津山出身で関西歌劇団団員として活躍中の落合庸平君と関西を中心として活躍中の若手声楽家3人に依頼しました。
すっかり津山の年末の風物詩となった津山第九演奏会を、どうぞ、最後までお楽しみください。
最後になりましたが、本日の演奏会に際しまして、津山交響楽団を始め、たくさんの地域の皆様の温かいご芳情やご支援をいただき、まことにありがとうございました。
深く感謝申し上げるとともに、今後とも津山第九を支えていただけますよう、お願い申し上げます。

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津山第九をうたう会名誉会長 津山市長 宮地昭範
師走を迎え、凄として澄んだ空気の中、この季節の風物詩となった第九の音色が聞こえる季節となりました。
津山交響楽団の演奏と津山第九合唱団による第九演奏会が、大勢の皆様のご参加のもと、盛大に開催されますことは大変意義深いことであり、音楽を愛する関係各位のご尽力に、深く敬意と感謝の意を表する次第です。
さて、今年は3年に一度の津山国際総合音楽祭が開催された年でした。
32日間に渡り22のプログラムが市内各地で行われ、音楽があふれる津山の秋になりました。
オープニングコンサートでは、津山交響楽団と市民合唱団が、世界を舞台に活躍する女性指揮者・西本智実さんの指揮の下、素晴らしい演奏で私たちの心を揺さぶり、大きな感動を与えたことは記憶に新しいところです。
本市としましでも、今後とも、多くの市民が気軽に音楽に接することができる環境を整え、心の豊かさを実感できる地域社会の実現を目指して参りたいと存じますので、ご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びになりましたが、皆様には今年一年を振り返りながら、第九合唱団をご鑑賞いただき、来る年が希望に満ちた年となりますよう祈念申し上げ、ご挨拶といたします。

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津山第九をうたう会  後援会長 松永直樹
世界は争いに満ちています。毎日、どこかの国で、誰かが、流さなくてもいい血を流しています。
憎しみは連鎖を生み、いつ果てるともしれない怨讐のやりとりを、いったい私たちはどうやって断ち切ればよいのでしょうか?
この混沌とした現代世界に向けて、ベートーヴ、エンはひとつのアンサーを用意してくれました。それが第九交響曲だと思います。
とりわけ、第四楽章の合唱では「共に抱き合おう、百万の人々よ」と平和への祈りが高らかに福い上げられ、壮大荘厳な「歓喜」の渦の中に人々は力強く導かれていきます。
そこには人としての「歓喜」が満ち溢れているのです。
本日は、私もベートーヴェンの意思を伝えるべく、平和への祈りを込めて精一杯演奏させてりただきたく存じます。
最後までごゆっくりとご鑑賞いただければ幸いです。
結びになりましたが、こうして演奏会開催の運びとなりましたのも、地域の皆様の温かいご理解とご支援、そして団員諸氏の努力の賜物と深く感謝申し上げます。

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指揮 田中一嘉 (KAZUYOSHI TANAKA)
東京生まれ。桐朋学園大学音楽学部卒業。
指揮を故斎藤秀雄、小津征爾、秋山和慶、尾高忠明の各氏に師事。
コントラパスを江口朝彦、堤俊作の両氏に師事する。
在学中より同大オーケストラ定期演奏会、オペラ公演等を指揮し、故斎藤秀雄、森正、秋山和慶の各氏、及び、ブローダス・アール氏、河野俊達氏、フランコ・フエラーラ氏らの指導を受ける。
学外では日本オペラ協会、長門美保歌劇団、東京アカデミ一合唱団指揮者として、数多くのオペラ、特に宗教音楽分野での実績を積む。
1976年、大学在学中に、第4回民音指揮者コンクール(現、東京国際音楽コンクール<指揮>)入選。奨励賞受賞。
卒業後、東京シティフィルハーモニック管弦楽団指揮者、群馬交響楽団指揮者を歴任。
これまでに東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、札幌交響楽団、九州交響楽団、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉、オーケストラ・アンサンフソレ金沢等、日本の主要オーケストラを指揮する。
1992年には、ヤナーチェク春の国際音楽祭(チェコ・オストラヴァ)にてヨーロッパデビュー。
1995年には、カルロピ・ヴァリ交響楽団を指簿。2000年、ドイツロットヴァイル夏の音楽祭、2001年、ベルリン日本週間で、の公演、2003年、ウィーン・ムジークフェラインザールでの日墺合同第九演奏会等、その活動は多岐に及んで、いる。
昭和音楽大学講師。

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ソプラノ 岡部しのぶ (SHINOBU OKABE)
島根県浜田市出身。作陽高校音楽科を経て作陽音楽大学音楽学部声楽科卒業(現・くらしき作陽大学)。同音楽学部専攻科卒業。問オペラマイスタークラス終了。山陽学生音楽コンクール第一位。オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」のフィオルデリージ役でデヒ、ユー後、「フィガロの結婚Jスザンナ、「椿姫Jヴィオレッ夕、「ドンジョヴァンニJツェルリーナ、「魔笛JDame1、「カルメン」フラスキータ等、メサイアのソリストをはじめ、第九のソリスト、数々の演奏会、オペラハイライトに出演。2008年、2009年岡山ルネスホール、2010年、2014年京都青山バロックザールコンサート出演。2013年、2014年と地元島根県浜田市にてComeprimaコンサートを開催。
2010年出身地の浜田駅イメージソングiSeeyou off &See you again-浜田新駅舎によせてJ(浜田市出身医師林朋之氏作詞作曲)をCDリリース。(故)西内玲、フォルカー・レニッケ、船瀬幸子の各氏に師事。現在、プロ合唱団ヴォーカルアンサンフル津山に所属。津山市在住。

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アルト 松本洋子 (YOKO MATSUMOTO)
津山市出身。作陽音楽大学音楽学部声楽専攻卒業(現-くらしき作陽大学)、同大学専攻科卒業。フォルカー・レニッケ・オペラマイスタークラス修了。ウィーン市立コンセルパドリウム発声科、オペラ科、リート・オラトリオ科卒業、フランス国クロードドビッシー音楽学校卒業(審査員全員一致による金賞受賞)発声を(故)西内玲、M・ツインマーマン、M.エノ一氏に、リート・オラトリオをD.ルッツ氏に、オペラをV ・レニッケ、w.クメントの各氏に師事。オーストリアのパーデン劇場、ライムント劇場にて「コジファン・トゥッテJのドラベラ役でデビュー。サンクト・ペルテン劇場にて「売られた花嫁」のルドミラ役で出演。
他リート・ジョイントコンサート、オペラ公演等、多数出演。帰国後、多数のオペラ公演にモーツアルトやR シュトラウスのメゾ・ソプラノj交をレパートリーとして、またカルメン、サントゥyツ了、エボリ等の役で出演。ミサ曲やオラトリオのソロも務める。
また、積極的にドイツ歌曲のリサイタルを開催。2001年に岡山室内オペラを設立。フォルカー・レニッケ氏を音楽駐督に迎え、定期的に演奏会を開催している。
現在、岡山室内オペラ代表として、オペラや歌曲のアンサンブル公演を企画、演出、指導、出演を務めている。ヴォーカルアンサンブル津山所属。チャーチ・クワイヤ一指揮者。

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テノール 松本敏雄 (TOSHIO MATSUMOTO)
愛知県立芸術大学音楽学部声楽科卒業。ジュリオパルデイ、陸子パルデイに師事。イタリアのムジカ・リヴァにてM.シーゲレ、v.ルケッティのもと研鏡を積む。サンタマルゲリータ・パjグレにおいて第二位受賞。海外では、ルーマニア国立ヤシ歌劇場にて3シーズン招聴、「愛の妙薬」「魔笛」「道化師」などの演目に出演。韓国テグオペラハウス「蝶々夫人」に出演。いずれも好評を博す。
園内では、新国立劇場「フィガロの結婚」をはじめ、各地にて「ラ・ボエーム」「トスカ」「カルメン」「コジ・ファン・トゥッテ」「シンデレラ」「こうもり」「メリー・ウイドゥ」「ウィーン気質」「へンゼルとグレーテル」「メフイストーフェレ」など多数のオペラに出演。音楽の友でも度々、称賛される。
ソリストとしては、ベートーウ、エン「第九」、へンデル「メサイア」、バッハ「ヨハネ受難曲」をはじめ、プッチーニドヴォルザーク、モーツアルト等多数の演奏会に出演。ソロ・リサイタルを1999年と2002年に岡山、彦根で、2006年にはルーマニア・ヤシで、2012年に岡山で開催。
その他、岡山城築城400年記念市民ミュージカル「碧き流れのほとりに」をはじめ多くの音楽指導や、スクール・コンサートを実施。 現在、中国二期会副理事長、ヴォーカルアンサンブル津山団員、未来オペラ集団トロヴァトーリ岡山団員、コールココ指揮者、ゴスペル・グレース指揮者、日本演奏連盟会員。近藤指揮者賞受賞。

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バス 伊地知宏幸 (HIROYUKI IJICHI)
鹿児島出身津山に8年半在住。作陽音楽大学にて声楽を学び、作陽音楽大学オペラマイスタークラスにてティプロマ4年過程取得後、同研究員にて2年在籍。 1995年ウィーン国立音楽大学声楽歌曲科卒業、R.デーリング、H.ペレスフォードに声楽、D.B・マレール、L.プレットナ一、N.シェトラーにオペラ・歌曲を学ぶ。1993年『フィガロの結婚』にてシェーンブルン歌劇場にてオーストリアデビュー。rイル・カンピエッロ』にてヨーロッパ26都市で好評を博す。
1987年日演連新人演奏会出演。同年霧島国際音楽祭において奨励賞受賞。1992年イタリア、フィナーレリグレの国際声楽コンクールにて3位入賞。現在ウィーン国立歌劇場合唱団員ならびにクロスター・ノイブルク教会の専属パス歌手。ソロ歌手としてプッチーニのジャンニ・スキッキやリヒャルト・シュトラウスのサロメ等15演目以上のオペラを上演。
また、ザルツブルク音楽祭においてドン・カルロス、デポティールテ役で出演。その他数多くの歌曲やオペラの演奏会に参加、コンサート歌手としてオーストリア、ドイツ、スペイン、イタリア、台湾、において、多数の公演に出演し好評を博すかたわら、日本国内での演奏活動も活発に行い、北海道、東京、千葉、大阪、京都、岡山、福岡、長崎、鹿児島にてソロアンサンフソレの演奏会を数多く開いている。
声楽アンサンブルヴィーナーヴォカリステンにて日本公演、台湾公演、韓国公演、イスラエル公演を30回以上行い、ソロ・アンサンブルにて好評を博す。

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合唱指揮 秋山貴 (TAKASHI AKIYAMA)
岡山県津山市生まれ、津山高校、岡山大学教育学部音楽教室卒業。
声楽を黒岩悟、黒岩典枚、中田千穂子、吉田泰昌各氏に師事。合唱指導を近藤安个氏、指揮法を故祈本辰郎氏に師事。
現在、津山高校芸術科(音楽)教諭、津山高校合唱部顧問、津山第九をうたう会会長、全日本第九を歌う会理事。

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オーケストラトレーナー 萩原勇一 (YUICHI HAGIHARA)
島根大学農学部環境保全学科を経て、熊本県庁に入庁し農政部で働くも、指揮者への夢を諦めきれず、30歳でくらしき作陽大学音楽学部へ入学。2005年3月同大学指揮専修卒業。これまでに指揮法を志賀保隆氏に師事、故・岩城宏之、田中一嘉、山下一史、J.リブリ一、鈴木孝佳(TAD鈴木)各氏に学ぶ。
管弦楽、オペラ、吹奏楽、合唱、邦楽等、岡山県内外で幅広いジ、ヤンルの指揮活動を行うほか、作・編曲活動も行う。 現在、津山交響楽団、エスパス管弦楽団、邦楽ラボの常任指揮者、オペラプラザ岡山、Okayama CivicHal Brass、やかげ混声合唱団の指揮者、岡山市消防音楽隊講師を務める。

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練習ピアノ 森田香奈子 (KANAKO MORITA)
作陽高等学校音楽科、作陽音楽大学(現、くらしき作陽大学)音楽学部音楽学科ピアノ専攻卒業。特待生。 ピアノを木村紀子、上村厚方、矢野勝之の各氏に師事。これまでに、津山国際総合音楽祭オープニングコンサート「音楽祭市民合唱団」、津山市民合唱団「はるか」、津山市民コール「アンダンテ」、西苫田女声コーラス「グリーンエコー」、秋山啓「ゴールドエイジ歌曲を歌おう会」、童謡ひろば「うたわらべ」、作東コーラス「コール作東」、親子コーラス「かるがも」、親子合唱団「たんぽぽjなどの伴奏ピアニストを務める。
現在「Lilla(リラ)ピアノ教室」を主宰し、幼児から大人までのピアノレッスンを行っているほか、ソロ、デユオ、伴奏ピアニストとして、学校、幼稚園、施設などでの音楽活動を行っている。
津山第九演奏会の練習ピアニストは、今年で10年目になる。美作市立勝目中学校非常勤講師。


津山第九合唱団
ソプラノアル卜テノールバス
平田祥子前田朱美中島完ー虎本隆博
丸尾康子臼井ちあき森田一弘奥山勝康
霜手千枝山下美智子河本匡通小原龍二
小森貴代矢野和子神崎高司福円邦明
久保春美戸室登美子川嶋修秋山貴
神崎康子梅川純子宮野良治久光博志
福井祥子大崎美優小山祥太春日柴吹
筒井笙子平石菜々子仁木雄介平田 誠
八木律子山本あさ子岡 遼西川基晴
赤松育子北原敦美酒本勝仁金山智久
伊達菜々花広野晃子草加翔ー天辰一希
土井満美子厨子利恵田淵貴志西山蒼太
石田喜子井上孝子原田 悟江見恭彦
牧野友美山本里枝佐藤孝彦矢野健三
森田陽奈実中村真弓船岳茂樹石田博之
竹内一子辻 華子近藤巧磨
田中淳子鈴鹿順子奥 武士
森 美喜船曳眞弓松永直樹
杉山富美子菅原知美西村 悟
加戸小百合小林和美石田兼三
越智澄恵浮田羽留子笹谷育雄
柴田良枝若林惠理子大森章生
植月暁子池田満志
次郎丸順子岡島茂樹
山本真弓榊原雅博
大森由佳子小林広志郎
磯部勢津子陰山敏之
坪井 綾大場啓正
明本智鈴村上洗幻
久保妙子
砂野節子
田所公恵
藤原千世子
玉田加代子

津山交響楽団   (♪....参助出演)
コンサートミストレス前原美砂子久常圭子クラリネット西 誠♪
小川紀子三隅貴晃池田 誉♪植田陽子
本島眞喜子木村直子♪藤田圭子トロンボーン
ヴァイオリンI小野由紀♪山口里美♪永島直子
石田美保子藤原才知♪土肥原祥司
久山眞子ヴィオラコントラバスファゴット大澤直人
小西麻耶子二宮陽子八木亜沙子伊豆丸美加♪赤堀友梨佳
佐藤暁子安藤知恵子糸島早苗♪西牧 岳♪
園田哲郎井上富弥江河本直樹♪ティンパニ
友末久美子田中絵理近澤裕明♪コントラファゴット永礼さとみ♪
稲田由佳子♪中嶋裕子永井優子♪古川裕貴♪
奥田京子♪和田政隆渡邊彰考♪パーカッション
曽田千鶴♪岩崎美音♪ホルン奥田浩基♪
竹内研一♪大道真弓♪ピッコロ・フルート山口勝之高村一郎♪
ヴァイオリンU北山=枝子♪正木公美子太河原千恵丸山達夫♪
水島衣代青山里実奥村邦子
奥 令子チェロ銭本清美槌田裕美
大佛宏子小川照夫
唐内奈遠安藤利博オーボエ
難波常平角谷英則加茂清太郎トランペット
福島妃奈後藤勇瀬尾祥治♪石橋孝道

津山市が芸術文化交流都市連携協定を締結している出雲市から、文化交流の一環として次の奏者をお招きしています。
ヴァイオリン : 藤原才知

津山交響楽団プロフィール
平成19年の秋、第7回津山国際総合音楽祭の開催で気運が盛り上がっていたのを機に、17年間途絶えていた市民によるオーケストラ活動の復活を切望する愛好家らが発起人となってメンバーを募集し、平成20年4月、常任指揮者に萩原勇一氏を迎え約50名の団員で発足した。
現在までに6回開催している定期演奏会のほか、津山第九演奏会、津山市民総合音楽祭などに出演。また津山国際総合音楽祭オープニングコンサートに2回連続で出演し、第8回(平成23年)では松本和将氏(ピアノ)と共演、第9回(平成26年)では西本智実氏の指揮によりチャイコフスキーの交響曲第5番などを演奏した。
そのほか、これまでに松岡究氏、時任康文氏、田中一嘉氏(以上指揮)、入江洋文氏(ヴァイオリン)、谷口博章氏(ピアノ) 、ヴォーカルアンサンブル津山、津山市民コールアンダンテ等と共演。「市民に愛され親しまれるオーケストラ」を目指して着実な活動を続けている。
現在の団員は約60名で、高校生から80代まで幅広い年齢層で構成されている。練習は月2,3回、主に金曜日の夜に津山文化センターで、行っている。今後の活動としては、第7固定期演奏会を来年7月17日ベルフォーレ津山において開催予定である。

公益社団法人 津山市観光協会 〒708-0022 津山市山下97-1 0868-22-3310