長法寺(ちょうほうじ)
佐良山三座の一つ神南備山の山麓に懐かれるようにたたづみ、天平の開基以来、天台の古刹として知られた寺、これがこの長法寺です
現在の寺は、弘化二年(1845年)に、やや西の平地にあったものを当時の快玄和尚が現在地に移転したもので、多くの人々の訪れと、四季の移り変わりを静かに見まもってきました
明治六年の津山城のとりこわしと同時に城内の紫陽花の描かれた襖を当寺の本堂に移したのがきっかけで紫陽花が植えられました
初夏(六月中旬〜七月中旬)には境内せましと約三千株の紫陽花が咲き乱れるさまは見事で、別名紫陽花寺といわれています
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