津山朝日新聞

元津山朝日新聞記者・小谷善守が昭和45年1月から25年にわたり、津山朝日新聞紙上に連載した「土曜特 集・作州再見」を再編集し、単行本として刊行したものです。

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作州のみち
津山朝日新聞

「1、峠・木地師の道」
・峠(本紙連載 昭和45年1月10日〜同年4月25日)
▽川上坂(内海乢)(真庭郡川上村)▽人形峠(苫田郡上斎原村)▽万能乢(英田郡作東町)▽田代峠(苫田郡 奥津町)▽黒尾峠(勝田郡奈義町)▽辰巳峠(苫田郡上斎原村)▽物見峠(苫田郡加茂町)▽四十曲峠(真庭郡 新庄村)▽志戸坂峠(英田郡西粟倉村)▽杉坂峠(英田郡作東町)▽鎌坂(英田郡大原町)▽犬挟峠(真庭郡 八束村)

・木地師の道(本紙連載 昭和45年6月13日〜同年7月18日)
▽木地師と菊の紋▽伝来の技術▽美作の氏子狩帳と木地師の足跡▽木地師の集落▽伝統に生きる木地の人々 ▽大山道の宿場蒜山郷原の漆器▽木地師の移動

「2、鉄(たたら)の道」
(本紙連載 昭和45年7月25日〜昭和46年4月10日)
・上巻
▽ヤマイモ堀りと八世紀のカナクソ▽日本最古の製鉄炉久米郡久米町で発見▽月の輪古墳の鉄と謎▽日本霊異 記と美作の鉄鉱石▽草加部の築瀬古墳から日本最古の鉄鉱石精錬滓▽七世紀前半の緑山遺跡の炭焼き窯と製 鉄炉▽七世紀、日本で最古の津山の炭窯九基▽四世紀のカナクソか、美和山古墳群から出土▽美作の古墳か ら出土したカナクソ▽美作の鉄を語る大陸渡来の文化▽和気清麻呂と美作の鉄▽美作の鉄を語る
平城京の木簡、古代の文献▽古代製鉄コンビナート津山市金井の一貫西遺跡▽中世と近世の橋渡し十六世紀の田渕一号 製鉄炉▽野ダタラの跡、古代・中世の技術▽伝来の技術、中世に始まる美作の鋳物▽武家の時代始まる美作 守護の院庄館

・下巻
▽忠政を祖と伝える伯耆の鉄山氏・森一族▽西粟倉永昌山のタタラ跡 岡山・兵庫・鳥取の県境▽六世紀にさ かのぼる加茂・阿波のタタラ▽鏡野町越畑のタタラ ふるさと観光によみがえる▽山を削る砂鉄とり 奥津・富・上斎原のタタラ▽豪農 狩谷・徳山家のタタラ 湯原の谷々に残る跡▽タタラ絵図が語る美甘・ 新庄の鉄山繁栄 (以下追記)▽英田郡西粟倉村永昌山タタラについて▽苫田郡箱村(奥津町)鉄山の焼き 討ち事件始末文書▽備前藩の鉄山濁水抗議について津山藩側の内部意見文書▽北条県為替方鉄山方の鉄代金 東京送付文書▽真庭郡美甘村鉄山地区のタタラ関係遺跡図

『出雲街道』
津山朝日新聞

(本紙連載 昭和47年12月9日〜平成6年11月)
3巻 久世−落合−久米−津山
4巻 津山(院庄−二宮−総社−国分寺)
5巻 津山(安岡町−西寺町−宮脇町−坪井町)
6巻 津山(三丁目−元魚町−二階町−堺町)
7巻 津山(京町−伏見町−材木町)
8巻 津山(橋本町−林田町−勝間田町−中之町)
9巻 津山(西新町−東新町−川崎−河辺)

津山朝日新聞 著者紹介 小谷善守
略 歴 昭和5年津山市に生まれる。
父親の勤務の関係で幼児期を神戸、東京で過ごす。
昭和11年小学校入学時に津山に帰り、鉄砲町の津山城西教会に住む。
昭和23年津山中学を卒業。
昭和27年津山朝日新聞社に入社。
平成8年津山朝日新聞社を退職。
この間、津山朝日新聞紙上に「峠」「木地師の道」「鉄(たたら)の道」「出雲街道」などを連載する。
(財)津山社会教育文化財団津山基督教図書館、津山科学教育博物館理事を務める。
平成11年68歳で死去。